作品
Artistic Periods
Diagonal Stripe
1969年-1998年
近藤はニューヨーク移住8年後の1969年、うっかりすると状況にばかり目を奪われている。状況の中の個を見失わないように、そこから考えを起さなければ作家の目を失ってしまう、現在の動向とはだいぶ違った仕事となって行くが、孤立して仕事をするのが今は一番良い、と記し数点を制作。その中の Blue Diagonal Stripe と翌年の Three Diagonal Stripes: Green がグッゲンハイム美術館の Contemporary Japanese Art: Fifth Japan Art Festival に展示された。これらはDiagonalシリーズの基となり、後のArc、Ellipse、Combineシリーズと、1998年まで制作され、近藤竜男の代表的作品群となった。