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2021.7.4

練馬区立美術館の展覧会「8つの意表~絵を描く、絵に描く、画家たちのキセキ~」は個展形式による展示でした。8人それぞれの画家の喜び、あるいは苦悩が表出する波動は折り重なり反射して、互いに振動しておりました。近藤のギャラリーには、20代の暴れるような大画面の作品から、渡米直後の解放躍動する作品、そして30代半ば、対角線のストライプによる静謐な表現に着手するまでの、ギリギリと真剣に制作された作品が展示されており、静謐の裏面に在る近藤の熱情を感じさせてくれました。ご覧頂きました皆様と、練馬区立美術館に感謝いたしております。

  • 近藤ギャラリーの一壁面
  • 左から Yellow Image 1962、65-13 1965、Untitled 1965、68-2・N: Blue 1968
  • 写真提供 練馬区立美術館

2020.9.3

府中市美術館で開催される「日本美術を貫く 炎の筆『線』」に、近藤竜男作品も出品されます。府中市美術館独特の気迫のこもった展覧会のようです。ぜひご覧になってください。2020年9月19日(土曜日)から11月23日(月曜日・祝日)迄。

近藤竜男展1950年代の油彩・ドローイング

  • 会期:2016年5月9日(月)−21日(土)
  • 会場:ギャルリー東京ユマニテ
  • 主催:一般財団法人M&T KONDO美術財団

ギャラリートーク

  • 日時:2016年5月9日(月)15:00−17:00
    会場:ギャルリー東京ユマニテ
  • 横山勝彦(金沢美術工芸大学大学院専任教授)

「美術は語られる批評家・中原祐介の眼

美術手帖(2016年5月号、186~188ページ)『批評的実践に向けて 「美術は語られる批評家・中原祐介の眼」 展 崔敬華 評 』の中で近藤竜男が撮影した、1980年代、クリストのアトリエで作家と語り合う中原祐介の写真が掲載されました。

「美術は語られるー批評家・中原祐介の眼ー」 展 DIC川村記念美術館(2016年2月11日−4月10日)において、近藤竜男作品(題名不詳 油彩、カンヴァス、1970年代)、クリストのアトリエで作家と語り合う中原祐介(撮影=近藤竜男 1980年代)等が展示されました。

近藤竜男旧蔵資料の公開記念展示 2

2013年に国立新美術館に寄贈した展覧会カタログなどの資料がアートライブラリーで公開されています。

現在、国立新美術館アートライブラリーでは、公開記念展示第二弾として 「ハイ・アンド・ロウ High & low: mod­ern art and popular culture」 展(ニューヨーク近代美術館他、1990年)の関連資料、近藤竜男の関連資料が展示されています。

練馬区立美術館コレクション展

練馬区立美術館コレクション展 シリーズ時代と美術2 「1955~70年 大沢昌助《人物の構図》を中心に」 にて、近藤竜男の作品が展示されます。

  • 会期:2014年6月13日(金)−7月13日(日)
  • 会場:練馬区立美術館

近藤竜男旧蔵資料の公開記念展示 1

2013年に国立新美術館に寄贈した展覧会カタログなどの資料がアートライブラリーで公開されています。

現在、国立新美術館アートライブラリーでは、公開記念展示第一弾として 「手書きのポップHand Paint­ing Pop」 展(ホイットニー美術館、1993年)の関連資料、近藤竜男の関連資料が展示されています。

近藤竜男 ドローイング 1955–1959

昨年スタジオの一隅より渡米前の1955年から1960年にかけて制作された未発表ドローイングが300点余り発見されました。ニューヨークにおけるコンバインやストライプによる平面作品はつとに有名ですが、1950年代の本格的な平面作品は、人々の目に触れる機会が近年はほとんどなく、2002年の練馬区立美術館における回顧展において一部が展示されたのみです。
昨今、日本の1950年代美術に対する関心が国内外で高まり、様々なかたちで検証されていますが、同時代において一人の作家によってなされた模索と葛藤の軌跡を今日において展観することもまた意義のあることと考えられます。
近藤竜男が1950年代後半に作家的出発を遂げる、主要タブローの始原とも呼ぶべきドローイング46点が作家自身によって選ばれ、ここに発表される運びとなりました。

  • 会期:2013年2月4日(月)−16日(土)
  • 会場:ギャルリー東京ユマニテ
  • 主催:一般財団法人M&T KONDO美術財団

シンポジウム 「近藤竜男と1950年代のアートシーン」

  • 日時:2013年2月9日(土)15:00−17:00
  • 会場:スタンダード会議室 京橋店 6F・ C会議室
  • パネリスト:河口 龍夫 野田 吉郎
  • 司会進行:辺見 海
Tatsuo Kondo CV
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